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2014年2月24日月曜日

Androidが4.4で絵文字にちゃんと対応した

というわけで、随分前のことなんですが、

絵文字を入力できるマッシュルームアプリを作りました!

絵文字マッシュ - Google Play の Android アプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.mstssk.emoji_mush
公開したのは2013年11月18日なんですが、サボってblog書いてませんでした。

※以下、絵文字について知ってることをつらつら書いています。間違ってたら、Twitterかコメント欄でツッコんでください。

KitKatで絵文字を改めてサポートした

2013年10月31日にリリースされた Android 4.4 KitKat にて、絵文字への対応が一新され、カラフルな絵文字がしっかり表示されるようになりました。
Android - 4.4 KitKat
http://www.android.com/versions/kit-kat-4-4/
4.3 Jelly Bean 以前でも絵文字は表示できていましたが、いくつかのものが白黒で表示されるのみで、殆どが表示できていない状態でした。
※メーカーのカスタムにより絵文字フォントがなくなってしまっている機種もあります。

ガラケーの絵文字に対応したわけではない

KitKatで対応したのは、Unicode 6で定義された絵文字です(最終的にUnicodeに含まれなかったものもサポートされています)。
ガラケーの絵文字については、各キャリアから販売されているAndroid端末は元々対応しています。

今回の絵文字対応というのは、ざっくり言ってしまえば「iPhoneで使ってる絵文字がAndroidでも表示されるようになったよ」という事だったりします(絵は違っています,後述)。
元々、iPhoneの方が先行してUnicodeの絵文字を表示・入力できるようにはなっていました。
そもそもUnicodeの絵文字は、ガラケーの絵文字を元にGoogleとAppleが共同でUnicodeに提案したものが元になっているのです。
絵文字の符号化提案は Google および Apple 社によって共同提案され、2009 年 2 月 6 日に Unicode 技術委員会にて正式に了承されました。

Google Japan Blog: 絵文字の Unicode 符号化に関するアップデート
http://googlejapan.blogspot.jp/2009/03/unicode.html

そのため、iPhoneではUnicodeの絵文字(最終的にUnicodeに含まれなかった物も含めて)をサポートしており、遅れながらもAndroidも対応するようになりました。

勿論、ガラケーの絵文字をそのまま国際的な規格に持っていけるわけがありません。
そのゴタゴタについて特集したコラムがあります。読み物としても面白いのでオススメです。
特集 : 絵文字が開いてしまった「パンドラの箱」 - CNET Japan http://japan.cnet.com/sp/column_emojipandora/

ガラケーの絵文字は?

国内のJelly Bean以前のAndroid端末では、ATOK for Androidなどの絵文字入力機能を使うことで、従来のガラケーの絵文字を入力できていました。
実はこの時入力しているの絵文字は、Unicodeのものではなく、Googleが独自に定義したコードポイントだったりします。これは、Unicodeへの提案より前にGmailでガラケーの絵文字を相互置換するようにした際の、中間コードとして定義されたコードポイントです。
相互置換機能の成果物が emoji4unicode として公開され、それを元にUnicodeへの提案も行われました。

emoji4unicodeによる、各キャリアとGoogleの定義したコードポイントの対応表は、Unicodeコンソーシアムのサイト上で公開されています。
Emoji Symbols: Background Data
http://www.unicode.org/~scherer/emoji4unicode/snapshot/full.html
※サイズが大きいページなので注意!

ちなみに、キャリアメールソフト上での絵文字入力機能については、手元に環境が無いし普段使ってないので調べてません。
同様にGoogleのコードポイントで入力しているか、何かゴニョゴニョしてるんでしょう。いずれにせよ、メールサーバ側で各キャリアの絵文字の相互置換が必要なので、あまり変なことはしていないと思います。

デザインしたのは日本の会社

Googleが Googleハングアウト で使われていた絵文字を AOSP にポーティングしたことで、Androidでこんなに綺麗な絵文字が使えるようになりました。
そして、このハングアウトの絵文字は日本の IC4DESIGN という会社が作ったものでした。すごい!
日本の絵文字を世界へ: 日々の日記
http://ic4design.cocolog-nifty.com/ic4design/2013/05/post-f655-5.html
google hongout of IC4DESIGN'S WORKS
http://ic4design.com/top4/Coner/pg839.html

ちゃんと表示されない絵文字もある

至れり尽くせりかと思った絵文字対応ですが、「数字の囲み文字」と「国旗絵文字」はまだちゃんと表示されない様です。

「数字の囲み文字」と「国旗絵文字」自体については、下記ページを読んでいただければ面倒くさいことがわかると思います。
絵文字だョ! 符号化文字集合(後編) | mixi Engineers' Blog
http://alpha.mixi.co.jp/2012/10663/

つまりは、特別な文字の組み合わせで1つの絵文字を表すものが軒並みちゃんと表示されていないんです。
Nexus5(4.4.2 KitKat)で実際どのようになっているかちょっと調べてみました。
Unicode 文字 数値参照 期待している表示 実際の表示 期待している表示が実際に割り当て
られている文字(Googleによる独自定義)
U+0031 U+20E3 1⃣ 1⃣







U+FE82E
U+1F1EF U+1F1F5 🇯🇵 🇯🇵







U+FE4E5
※画像はNexus5(4.4.2 KitKat)でのハングアウトアプリ上の表示のキャプチャ。日の丸のみWebのハングアウトのキャプチャ。

囲み文字はちゃんと直前の文字と結合していないし、国旗も Regional Indicator Symbol の代替アルファベット表示になっています。
その代わり?に、本来表示されて欲しい文字シンボルはGoogle独自定義のコードポイントに割り当てられています。
かと言って、Google独自定義のコードポイントの方ならすべてちゃんと表示されるかというと、そうではありません。Nexus 5で試したところ、Google独自定義のコードポイントで表示されるのは、この囲み文字と国旗絵文字だけでした。

ちなみに、問題の絵文字はKitKatのデフォルトのキーボードの絵文字パレットにも含まれていません。「あぁ、結合文字対応するの諦めたんだろうなー」と思ったりしましたが、ちゃんと表示されてくれないのはやっぱり嫌なのでAOSPにチケットは投げておきました。是非皆さん★を付けましょう。
Issue 66045 - android - Several emoji symbols(Keycap numbers and Regional flags) are not correctly with KitKat. - Android Open Source Project - Issue Tracker - Google Project Hosting
https://code.google.com/p/android/issues/detail?id=66045

アプリ作成時の愚痴



参考

  • List of iOS Emoji http://www.grumdrig.com/emoji-list/
  • Emoji unicode characters for use on the web http://apps.timwhitlock.info/emoji/tables/unicode
  • emoji4unicode - Emoji for Unicode: Google Emoji private use mapping data and tools - Google Project Hosting https://code.google.com/p/emoji4unicode/
  • Emoji Symbols - Unicode Symbols https://sites.google.com/site/unicodesymbols/Home/emoji-symbols
  • Unicode絵文字とキャリア絵文字 http://www.slideshare.net/hiroakiohashi148/unicode-24674603
  • NotoColorEmoji.ttf - platform/external/noto-fonts - Git at Google https://android.googlesource.com/platform/external/noto-fonts/+/kitkat-release/NotoColorEmoji.ttf

    ↓サイズが大きいページなので注意
  • Emoji Symbols: Background Data http://www.unicode.org/~scherer/emoji4unicode/snapshot/full.html
  • Emoji unicode characters for use on the web http://apps.timwhitlock.info/emoji/tables/unicode

    変更履歴

    修正 2014-04-11
    Nexus 5のAndroidのバージョンを間違えていたので修正。
    4.4.3 -> 4.4.2
  • 2012年3月22日木曜日

    電話番号プラグイン for twicca

    電話番号プラグイン for twicca
    https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.mstssk.twiccaplugins.telnum

    twiccaでツイート中の電話番号にサクッと電話がかけられるプラグインを作りました。
    これで携帯電話店のお得情報ツイートから即座に取り置きを頼めるね。

    ↓ソースはgithubに突っ込んだ。
    https://github.com/mstssk/twiccaTelephoneNumberPlugin
    minSdkVersion="4"で、かつデザインとか全く無視して作ってるのでなんかアレ。
    ICSではHoloテーマで表示したりしたいので、コンパチの勉強がてら弄って行こうかと思ってる。

    2010年12月4日土曜日

    Android App: Kanji Viewer

    拙作のAndroidアプリ「漢字ビューワ」の紹介
    字をでっかく表示します。それだけです。

    横表示とかも。

    白黒反転したり、フォントを変更したりできます。
    スクリーンショットは筆順フォント(http://sites.google.com/site/nihilistorguk/)を使いました。

    ダウンロード:
    http://market.android.com/details?id=jp.mstssk.kanji_viewer
    (published for japanese Android market only.)

    TODO:
    ・Galaxy Tabなど画面サイズがアレな端末への対応

    <追記 2010-12-12>
    何故かiPhone版が出来ました。
    http://mkkptechnote.blog12.fc2.com/blog-entry-9.html

    Android app's selector.xml

    Androidアプリで自前でボタン用の画像なんかを用意した場合に、
    ・フォーカスがあった状態
    ・押された状態
    ・通常の状態
    を定義するのには、以下の様なXMLファイルを作ってやったりします。
    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <selector xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android">
        <!-- bad order -->
        <item android:state_focused="true" android:drawable="@drawable/item_focused" />
        <item android:state_pressed="true" android:drawable="@drawable/item_pressed" />
        <item android:drawable="@drawable/item_normal" />
    </selector>

    そして、ここで落とし穴。

    ファイル中のitem要素はボタンの状態が変化した際に上から順に評価されていき、状態に合致するものを見つけたら、それ以降のitemは見に行きません。

    http://developer.android.com/intl/ja/resources/tutorials/views/hello-formstuff.html
    Note: The order of the elements is important. When this drawable is referenced, the s are traversed in-order to determine which one is appropriate for the current button state. Because the "normal" image is last, it is only applied when the conditions android:state_pressed and android:state_focused have both evaluated false.

    具体的には、上のitemの順序の場合には、「フォーカスがあった状態で押す」という事をした時には、state_focusedが選択されてしまい、「押してんのに押した場合用のエフェクトにならない」という不具合が起きてしまいます。
    対応策としては、state_pressedの優先順位を上げたいので、まぁ順序を変えてやればいいだけの話。
    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <selector xmlns:android="http://schemas.android.com/apk/res/android">
        <!-- correct order -->
        <item android:state_pressed="true" android:drawable="@drawable/item_pressed" />
        <item android:state_focused="true" android:drawable="@drawable/item_focused" />
        <item android:drawable="@drawable/item_normal" />
    </selector>

    2009年9月7日月曜日

    Develop Android apps with HT-03A(HTC Magic) and Ubuntu 9.04

    ついに買っちゃいました HT-03A

    そんでもって、さっそくアプリ作りをちょろっとやってみようと思い、EclipseにAndroid Development Toolを導入。この辺は他のEclipseプラグインと変わりはしないので割愛して説明する。とりあえず、実機(HT-03A)でHello Worldを表示させるところまで。
    (エミュレータもあるけど、ウチのマシンには荷が重かったようで、起動画面のANDROIDロゴから全然進みませんでした orz)

    ・参考
    http://developer.android.com/intl/ja/sdk/1.5_r3/installing.html
    http://developer.android.com/intl/ja/guide/tutorials/hello-world.html
    http://developer.android.com/intl/ja/guide/developing/device.html
    このブログを読まなくても、これらのオフィシャルの解説ページを読めば大丈夫だと思うけど、3つめの実機でのデバッグを解説しているページはまだ日本語版が無いようなので、このブログが参考になれば幸い。

    ・環境
    HP nx6124
    Ubuntu 9.04 Jaunty Jackalope

    Android SDK
    http://developer.android.com/intl/ja/sdk/1.5_r3/index.html
    からLinux版をDLして適当なディレクトリに展開。

    Eclipse IDE for Java Developersのver3.5(Galileo)でPleiades1.3.0を導入済み。
    そこにAndroid Development Tool(以下、ADT)をインストール。udpate siteは
    https://dl-ssl.google.com/android/eclipse/
    <追記>
    どうにもEclipse起動時に渡すPleiadesのjarファイルへのパスがうまく通らない場合がある様で、gnomeパネルのランチャからeclipseが起動できない問題にぶち当たりました。潔くPleiadesを諦めるのも手です。
    <追記終わり>

    ・初期設定
    EclipseにADTをインストール後、一度Eclipseを再起動。
    Eclipseの設定画面で、Android の SDK ロケーション にAndroid SDKのディレクトリを指定してやって、「適用」。

    実機をUSB接続してデバッグツールとして使用するが、設定ファイルを一つ書いてやる必要がある。
    ファイルパス:/etc/udev/rules.d/51-android.rules
    内容:
    SUBSYSTEM=="usb", SYSFS{idVendor}=="0bb4", MODE="0666"

    そしてこのファイルに実行権限を付加するために、次のコマンドを実行
    sudo chmod a+rx /etc/udev/rules.d/51-android.rules


    ・実機側の設定
     設定 -> アプリケーション -> 開発 -> USBデバッグ
    のチェックを入れる。

    ・プロジェクト作成
    Eclipseのプロジェクトの新規作成画面で「Androidプロジェクト」を選択。
    「新規Androidプロジェクト」画面で、
    プロジェクト名:Hello
    アプリケーション名:Hello, Android
    Create Activity:HelloAndroid
    ビルドターゲット欄で、Android 1.5を選択(Min SDK Versionが自動で3になる)
    「完了」ボタン押下。

    プロジェクト作成直後、プロジェクトアイコンに×マークが付いてたりするが、選択してF5キーで表示内容の更新をかけてやればOK(Pleiades1導入済みのEclipse上ではリフレッシュと表記されている筈)

    ・実機でのデバッグ
    一応、PC側の設定ファイル・実機側のUSBデバッグ設定、がちゃんと行われているかどうかを改めて確認しておこう。
    実機をPCにUSB接続しマウントする。PC画面上では何も起きない(または、通常のUSBメモリなどのように認識される)が、先ほどの設定が活きていれば既にEclipseのデバッグ操作が可能になっている。
    Eclipseで、プロジェクトが選択された状態で、「実行」または「デバッグ」を行う。方法の選択ウィンドウが表示されたら、「Androidアプリケーション」を選択しよう。
    実機側の画面に「Hello Android」と表示されたら成功!

    ・後始末
    「実行」を行う場合、アプリケーションを実際に実機にインストールしてしまうようです。
    そうなった場合、通常のAndroidアプリケーションと同様に、
     設定 -> アプリケーション -> アプリケーションの管理
    から「Hello, Android」を探してアンインストールします。

    2009年3月18日水曜日

    Install Chromium in Ubuntu 8.10

    https://launchpad.net/~chromium-daily/+archive/ppa

    LaunchpadにChromiumのリポジトリが追加されてたので試してみました。

    とりあえず言いたいのは、
    タブ表示が出来ないんですけど。。。 orz

    まぁ、どうせテストバージョンだし

    2009年2月26日木曜日

    How to burn mp3 files to audioCD with K3b in Ubuntu 8.10

    音楽CDを焼こうとしたら、Braseroが音楽プロジェクトの作成画面で焼きたいmp3ファイルを選択しようとすると固まってしまう。
    そこで、他の適当なライティングソフトを使おうと思い、「アプリケーションの追加と削除」でK3bを見つけた。

    さっそくインストールしていざmp3ファイルを焼こう。。。って、対応してない形式のデータって言われてしまい、書き込みリストに追加できない。

    どうやら、ライセンスどうこうでmp3には標準では対応していないらしい。
    探してみると、libk3b3-extracodecsというソレっぽい名のパッケージがあったので、さっそくインストール。

    $ sudo apt-get install libk3b3-extracodecs

    これでmp3ファイルがK3bで直接mp3ファイルが扱えるようになりました。

    2008年12月15日月曜日

    EasyTagでAnthyが動かない

    EasyTagをインストールしているのだけれど、いつのまにか日本語入力が出来なくなっていた。
    半角/全角キーを押してもAnthyが呼ばれない。Ctrl+Spaceでもダメ。

    EasyTagのバージョンを確認したら、2.1.5……これテストバージョンじゃん orz
    Ubuntu8.10にアップグレードしたあたりで、勝手にいろいろアップデートされたのだろうか。

    http://easytag.sourceforge.net/
    公式サイト曰く、2.1が安定バージョンで、2.1.xはまだ開発バージョンということになってる。
    何故そんなのがリポジトリから落ちてきたのかは分からんけど、これは既知のバグの様で一時的な回避方法がlaunchpadに載っていた。

    https://bugs.launchpad.net/ubuntu-jp-improvement/+bug/295068/+activity

    $ GTK_IM_MODULE=scim easytag
    でとりあえずはイケるらしい。
    アプリケーションメニューのランチャのプロパティでは、単に環境変数を書いただけではエラーになるので(そういう名前のコマンドとして実行しようとする)、envコマンドを使ってやる。

    env "GTK_IM_MODULE=scim" easytag %F
    これで、バグを気にかけずにEasyTagが使える。

    2008年12月6日土曜日

    Picasaで文字化け[Ubuntu8.10]

    Ubuntu8.10だと何故かPicasa2.7で日本語が文字化け(というか文字が表示されない)してしまう。そもそもGoogleが公開しているのはUbuntu7.04向けのものなので、動くだけでも僥倖と考えるべきか。。。
    いろいろやってみた結果、どうやらPicasa(正確にはPicasaを動かしているwine)からUbuntuのシステム側にインストールされているフォントが見えていない事が問題だったらしい。8.04までは大丈夫だったんだけどなぁ。

    んでまぁ、そうと分かればwineへの日本語フォントの設定方法ならいくらでもGoogle先生に聞けば良い。

    とりあえず、シンプルかつ不具合が無いだろうなぁと思う方法をメモ。

    まず、UbuntuにインストールされているフォントがPicasa側に見えるようにシンボリックリンクを張ってやる。ここではIPA UIフォントを使うが、もちろん他のフォントでも構わない。
    $ sudo ln -s /usr/share/fonts/truetype/ipafont/ipagui.ttf /opt/picasa/wine/drive_c/windows/fonts/ipagui.ttf
    (Ubutnuのフォントのディレクトリまるごとを指定しても良いが、やってみたらウィンドウメニューが明朝体になったりしたので、使いたいものだけを指定)

    これで、ウィンドウメニューのあたりは文字化けが解消される。
    だが、その他の部分についてはTahomaフォント(言うまでもなく英字のみ)が直接指定されているみたいなので、Windowsよろしく代替フォントの設定をしてやる必要がある。
    代替フォントの設定はアプリケーションメニューにあるPicasa Font Settingsで出来るのだが、ここで代替フォントに指定出来るフォントはwineのレジストリに登録されたものだけの様。
    そこで、
    $ gedit ~/.picasa/system.reg
    で[Software\\Microsoft\\Windows NT\\CurrentVersion\\Fonts]という箇所を探す。そこに既に登録されている値を見てみると、Picasa Font Settingsで代替フォントとして指定できる一覧(Add Font Dialog)に表示されるものと同じなので、ここに値を加えてやれば代替フォントに指定できるはず。
    というわけで、そこに
    "IPA UIGothic"="ipagui.ttf"
    の1行を追加。
    そして、Picasa Font Settingsを開き、Tahomaの代替フォントとしてIPA UIGothicを加えてやる。

    これで、Picasaが文字化けせずに使える筈。

    <追記>
    こちらも
    Picasa 3 for Linux Beta[Ubuntu8.10]
    http://mstssk.blogspot.com/2008/12/picasa-3-for-linux-betaubuntu810.html

    2008年12月5日金曜日

    Songbird1.0リリース!



    Songbirdの1.0がリリースされてたのでさっそくインストール。
    http://www.getdeb.net/app/SongbirdからdebファイルをDLしてきてダブルクリック〜。

    wmaをちゃんと楽曲ファイルとして認識してくれる/再生してくれるのはありがたいんですが、タグを読み込んでくれないのはどういうことなの……。
    0.6あたりまでは、一度再生するとなんとかタグが読み込まれてライブラリが更新されるという具合で、なんとかなったんですがねぇ。

    2008年11月27日木曜日

    小飼弾さんのブログが見れない

    404 Blog Not Found
    http://blog.livedoor.jp/dankogai/

    あの小飼弾さんのブログに、私の環境でアクセスするとFirefoxが有無をいわさず落ちる。
    拡張機能が悪さをしているのかと思い、プロファイルを新たに作成し、デフォルトでONになっているアドオン(プロファイルでなくシステムにインストールされている拡張機能・言語サポートなど)も全て無効にしてからアクセスしても、落ちる。

    試しに、別のGeckoブラウザEpiphanyでアクセスしてみても落ちる。
    EpiphanyにはWebkit版もあるようなので、ついでにインストールしたら、そちらでは普通に見れた。

    Linux……というかUbuntuのGeckoがおかしいのだろうか。

    あとすぐ出来る対策としてはFirefoxをソースからビルドしてみるくらい。
    以下のページを参考。
    https://developer.mozilla.org/ja/Linux_Build_Prerequisites

    $ sudo apt-get build-dep firefox
    で、firefoxのビルドに必要なパッケージを全てインストールしてくれる。
    その後、適当な作業用ディレクトリを作成し、その中で
    $ sudo apt-get source firefox -b
    で、ソースをダウンロード(勝手にカレントディレクトリにダウンロードするので、作業用ディレクトリを作った)。-bオプションを付けているので、勝手にbuildして.debファイルを作ってくれる。

    全て完了すると、firefoxのパッケージが依存する他のパッケージのdebファイルも作成されているが、firefox-3.0_3.0.4+nobinonly-0ubuntu0.8.10.1_i386.debという一番ファイルサイズが大きいdebファイルをインストールする。

    さぁて、、、やっぱり見れなかった orz

    どうしようもないときだけ、Webkit版Epiphanyを使おうかなぁ。。。

    2008年11月26日水曜日

    Gripを使う

    Amazon.co.jpさんからCDが届いたのでリッピングしてみる の巻。
    桜ノ雨桜ノ雨
    absorb absorb feat.初音ミク

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    Ubuntu標準の音楽取り込みツール(SoundJuicer)はお手軽なんですけど、細かい設定が出来ない。
    つーわけで、Gripを試してみました。
    $ sudo apt-get install grip


    初期設定では、oggに変換しちゃうなど、ちょっとアレなので最低限弄った方が良いと思う項目を列挙しときます。
    音楽CDから楽曲データ(wave)を取り出し、lameエンコーダを使ってmp3の256kbpsに変換する。

    「ファイルの書式」で、ファイルの出力パスを設定。記号はそれぞれ、%Aはアルバムアーティスト名、%dはアルバム名、%tはトラック番号(01,02,03...)、%nはトラック名になります。

    エンコーダにlameを指定。拡張子はmp3。ファイルの書式は上に習って。
    (追記:エンコーダはGripとは別にインストールする必要があります。)

    タグを追加するようにチェック。

    完了後にwaveファイルを削除する。プレイリスト(m3u)ファイルを作らないようにする。少なくともビットレートを128kbps以上に設定しておく。

    「ファイル名に日本語を使用する」にチェック。ファイル名として許可する半角記号にハイフンとアンダーバーを追加。


    トラックタブでトラック名などを編集出来ます。ウィンドウ下側の鉛筆マークのボタンを押すと、ウィンドウが下に伸びて編集ペインがでてきます。

    Tips:トラック名を編集し終えたところで、Enterを入力すると次のトラックの編集に移り変わってくれます。マウスに触れずに済むので楽です。

    上の画像の通りトラック名を編集後、リッピングしたいトラックにチェックを入れて、切り出しタブの「一括作成」をクリックすると幸せになれます。
    (このCDはデータトラック付きで、1〜7のトラックに加えて8つめのトラックとしてGripから見えちゃってますがこれはリッピングするとアレだと思うので気をつけましょう。)


    <追記>
    いざ、一括作成を行おうとしても「エンコーダが見つからない」というエラーになることがあります。その原因としては、
    ・単にエンコーダをインストールし忘れている場合
    ・エンコーダをインストールしているが、Gripがエンコーダの実行ファイルを見つけられていない場合
    があるかと思います。
    前者なら、apt-get install hogeってな具合で良いでしょうが、後者の場合はエンコーダの実行ファイルを直接指定してやると良いです。
    例えば、faacを使いたいなら端末で
    $ which faac
    と実行すれば、faacがインストールされている場合、そのインストール先であるパスが表示される筈です。こんな感じに
    /usr/bin/faac

    あとは、エンコーダの設定タブの実行形式のところに/usr/bin/faacを入れてやれば良いです。

    2008年11月22日土曜日

    IntrepidのEmeseneは日本語翻訳済みではない

    UbuntuをUbuntu 8.10 Intrepid Ibexに更新しちゃいました。

    とりあえず、HP nx6125の内蔵無線LANが何もせずに使用可能になったのは嬉しい。備え付けのON/OFFスイッチは使えたり使えなかったりだけど、まぁNetworkManagerアプレットから確実に切り替え出来るので良しとします。ちゃんとスイッチのランプも切り替わってくれるし。

    それと、私が使っているメッセンジャーソフトEmeseneもIntrepidで取得できるパッケージでは日本語ファイルも落ちてくる模様。。。アレッ?
    /usr/share/locale/ja/LC_MESSAGES/にちゃんとemesene.moは存在してるのですが、実際に起動しているEmeseneのウィンドウは英語表示……gtkライブラリの日本語ファイルのほうは反映されているので、Emeseneだけ環境変数が英語になってたりするわけじゃあ無いみたい。

    んで、
    $ apt-get source emesene -d
    でEmeseneのソースをDLし、実際の日本語ファイルのソースを見てみると、、、空っぽじゃん!
    例えば、こんな感じになってます。
    msgid "Online"
    msgstr ""
    本来ならmsgstrの方に日本語訳として"オンライン"とか入ってるべきなのですが、すべてのmsgstrがこの通り空っぽでした。。。

    つーわけで、手前味噌で日本語ファイルを導入。
    LinuxでWindows Live Messenger[Emesene]
    http://mstssk.blogspot.com/2008/08/linuxwindows-live-messenger.html


    バグレポートも拙い英語でLaunchpadに出しといた。
    http://bugs.launchpad.net/bugs/301013

    2008年11月2日日曜日

    Ubuntuで使える簡易音声波形編集ソフト

    Windowsを使っていた頃は、SoundEngineFreeにお世話になりっぱなしだったけれども、Ubuntuでも同程度の能力があるソフトは無いもんかなぁ、と思っていた。
    私のニーズとしては、ちょっとした切り貼り程度が出来れば良いので、本格的な波形編集など出来なくても構わないなぁ、という感じ。

    そしたらちょうど良いソフトがあったので、メモ。
    Audacity : http://audacity.sourceforge.net/

    使ってみると、少々メニュー位置が違うくらいでSoundEngineFreeと同じ様な感じで使える。

    2008年11月1日土曜日

    PSPのテーマコンバータがWineで動いた

    http://www.jp.playstation.com/psp/dl/tool/psp_customtheme_tool_eula.html
    こちらのURLからDL出来る、Sony公式のPSP用テーマ作成ツールですが、Wineでも動作してくれるみたいです。

    試しに、テーマを作成するのに最低限必要なプレビューアイコンとプレビュー画像だけを指定して(その他のアイコンなどはデフォルトが勝手に適用される模様)、テーマファイルを書き出してみましたが、ちゃんとPSPで使えました ^^

    これで、GNOME風テーマとか作ってみたいと思います。

    2008年9月22日月曜日

    InkscapeのTipsを紹介してるサイトを紹介

    The Screencasters at heathenx.org : Inkscape tutorials for the novice artist
    http://screencasters.heathenx.org/


    Inkscapeの様々なチュートリアルを動画で紹介しているサイトです。
    英語で喋ってますが、動画なので見ているだけでも十分分かります。

    いい加減、Bloggerテンプレスタイル使わずに、ヘッダのバナーくらい自作しようかと思っていたりします。

    2008年9月16日火曜日

    Lunascpae

    Google Chromeよりも速いブラウザーが登場
    http://ascii.jp/elem/000/000/171/171970/

    タブブラウザ RSSリーダー付ブラウザ Lunascape
    http://www.lunascape.jp/

    ascii.jpで次期Lunascapeのアルファ版をベタ褒めだった。
    残念ながらLinux版はないようなので、試していない orz

    Fxの拡張機能カスタマイズが便利過ぎて他のブラウザに移る気は今んとこ無いのです。

    2008年8月27日水曜日

    UbuntuでMTPデバイスを扱う[Amarok][mtp-tools][mtpfs]

    20081216編集
    注意Ubuntu8.10上で同期できるっぽいです。

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    以前のエントリでも書いたように、Ubuntuでもgigabeat(MTPデバイス)を使うことができる。

    その時に試したのはRhythmboxでだった。そのエントリ中でも書いたように、IDv2タグをgigabeatが見てくれないという問題があるのだが、実はさらにアルバムアートが同期できないという問題もあった。

    後者の問題に対して、他のプレーヤで何とかならないだろうかと思い、Amarokを導入してみた。
    $ sudo apt-get install amarok
    本体だけでは肝心のmp3など音楽ファイルが再生できないので、Amarokが自動でlibxine1-ffmpegパッケージをインストールしてくれる筈なのだが、私の場合は手動でインストールした。つか、インストールしないと固まる固まる。
    ("amarok mp3"とかでググると、libxine1-pluginsをインストールする、という記事が見つかるが古い情報なので注意。libxine-pluginsをapt-get installしようとしたら「それ古いからlibxine1-ffmpeg入れてね」とメッセージが出た。)
    Amarokの初回起動時には、楽曲コレクションの初期設定などのダイアログが表示されるので、お好みでデータベースを選んだりする。

    Amarokにgigabeatを認識させるにはまず、Amarokのメディアデバイスの設定画面で「メディアデバイスを追加」から現れるダイアログで、プラグインにはMTPデバイスを選択、適当な名前を付けて「OK」ボタンを押す。

    マウントポイントなどさらに詳細に設定できるようだが、とりあえずこれで下準備は完了。

    MTPデバイスを接続した状態で、デバイスブラウザで接続ボタンを押せば自動で認識してくれる筈。(完了まで多少もたつくが我慢我慢)


    そして、さっそくファイルを転送してみよう…………出来ない orz
    手順は間違っていない筈なのに何故だろう? と思い、さらに他の手段を探すことに。

    そこで今度はSynapticsでmtp-toolsというのを見つけて、インストールしてみた。
    $ sudo apt-get install mtp-tools
    これは端末でMTPデバイスと通信出来るコマンドをいくつも提供してくれる。
    mtp-albumart     mtp-files        mtp-newfolder    mtp-thumb
    mtp-albums mtp-folders mtp-newplaylist mtp-tracks
    mtp-connect mtp-format mtp-playlists mtp-trexist
    mtp-delfile mtp-getfile mtp-reset
    mtp-detect mtp-getplaylist mtp-sendfile
    mtp-emptyfolders mtp-hotplug mtp-sendtr
    例えば、mtp-detectを使うと、MTPデバイスの詳細情報を検出してくれる。

    しかし、gigabeatをPCに接続して一番最初の接続しかgigabeatが受け付けてくれない、という妙な症状が起こってしまった。
    mtp-detectをやった後に他のコマンドでgigabeatと通信しようとしてもエラーが出て、接続できない。これはAmarokも同じ様で、一度接続を解除するとUSBケーブルを一度外してからでないと接続しなおせなかった。

    mtp-toolsもAmarokもMTPデバイスとの通信にlibmtpというライブラリを利用しているのだが、libmtpの設定ファイル(/etc/udev/rules.d/45-libmtp7.rules)がおかしいのか、libmtp自体のバグか何かなのかは分からない。Rhythmboxもlibmtpを使っている様なのだが、同じ症状は現れない。。。
    Rhythboxで同期した楽曲ファイルが、何故かgigabeatのPicturesフォルダに入るのと関係があるのだろうか?

    とりあえず、Ubuntuのリポジトリのバージョンは0.2.6.1なのだが、最新のものは0.3に上がっているので、次の機会にそちらを手動で導入してみようかと思う。

    そして、結局アルバムアートは同期できないまま orz

    <おまけ>
    mtpfsを使うと、mtpデバイスをマウントできる。
    $sudo mtpfs /media/gigabeat/ -o allow_other
    (/media/gigabeatディレクトリは先に作成しておくこと)

    <追記>
    文中でパッケージ名を間違えてたのを修正。

    ググって来た人、こちらも見た方がいいかも
    mtp-sendtrコマンドでgigabeatSに転送してみた[mtp-tools]
    http://mstssk.blogspot.com/2008/09/mtp-sendtrgigabeats.html

    <追記2>
    一番上にも書き加えましたが、2008年12月16日でUbuntuのリポジトリからDL出来る各ソフトウェア(Ubuntu8.10/Amarok/libmtp)の最新バージョンでは同期できる?
    http://mstssk.blogspot.com/2008/12/gigabeats-syncs-with-amarok.html

    2008年8月25日月曜日

    SongbirdまとめWiki

    Songbirdのまとめサイトなんてのがありました。
    http://wikiwiki.jp/songbird/

    Songbird自体がまだ発展途上なので、そんなに情報は蓄積されてませんけどね。
    とりあえず、私はLinux版でのWMA再生の正式サポートを望むだけです……(10GB近いWMAファイル達を変換したくないってのが本音です)

    2008年8月24日日曜日

    Songbird 0.7 リリース

    http://getsongbird.com/

    Songbirdの0.7がリリースされていたので、さっそくインストールしてみました。
    Ubuntu用のdebファイルもすでにgetdebに上がってました
    http://www.getdeb.net/release/3116

    以前のバージョンからかなりデザインを刷新してますが、伊達に変わったわけではなく、UIがすっきりしていて以前より扱いやすい印象を受けました。

    ですが、今回のバージョンでかなりコードが書き換わったためなのか、wmaファイルが再生出来なくなってしまっていました orz
    大人の事情もあり、従来のバージョンでも正式にサポートしている訳ではなかったですが、それでも0.6.1までは直接パスを叩けば再生させることが出来たのですが、、、

    Tips:
    ちなみに、このスレッドを参考にして少しコードを書き換えるだけでSongbird上からWMAファイルが見えるようにすることもできます。従来バージョンなら有用ですが、0.7では上記のとおり見えたとしても再生はできません。
    http://ubuntuforums.org/showthread.php?t=465051