- NFC LAB オフィシャルサイト http://lab-nfc.com/
- NFCラボ7月定例会 | イベントアテンド [ATND] http://atnd.org/event/E0007789
- NFCラボ7月定例会 - Togetter http://togetter.com/li/347377
痛感したのは「NFCってやっぱり知ってる人少ないよね」という事。
そりゃあ、2012年7月現在で国内に2機種(SC-04DとISW16SH)しか対応しているものが無い規格なんてそんなものなんでしょうけど、本格的に普及させようという声があまり聞こえて来ません。
今回の会の会場になった新宿周辺に、社会実験としてNFCタグを埋め込んだポスターがあったそうですが、NFCがいったい何なのか・何をどうすればいいのかという所が分かりづらい・分からない不親切なものだったそうです。
適切なsignefier(理解しやすい記号)を作った上で、しっかりとPRして消費者にaffordance(これはこうする物なんだなという認識)を植え付ける。というのがNFCに求められるものなんだろうな。って思ったけどソレすでにfelicaがやってたわfelica…というよりおサイフケータイと言った方が世の人には通じやすいんでしょうが、それが普及した現在までの間にどれだけの社会活動があったのかが気になってなりません。何か纏まっている資料があれば誰か教えて下さい。#nfclab201207
— あんどろいどりんご (@mstssk) July 28, 2012
少なくとも、ユーザー側の環境は来年頃には整ってくる様だ、という点は会場でも話されました。
NFCを搭載したAndroid機は増えてくるし、WindowsPhoneにもNFCのAPIがあり実証機も存在するそうです。さらにはiPhone5がNFC対応するのでは、という予測もあります。
「ApplePassbookの説明見ると、NFCの領域じゃね? iPhone5にNFC搭載されるってことじゃね?」って予測だそう apple.com/jp/ios/ios6/#p…#nfclab201207
— あんどろいどりんご (@mstssk) July 28, 2012
あとは、サービス提供側がどれだけNFCに対応してくるか、という所が不安です。
実際の所、既に普及しているfelicaよりNFCという汎用規格を選択するメリットが今の所見えていないです。
小規模なレベルでNFCを使ったサービスはちらほらありますが、おサイフケータイ並にユーザに普及するにはもっとクリティカルな点で消費者生活に浸透させる必要があるんではないでしょうか。
そしてその点でfelicaは「おサイフケータイ」として金銭の代替としてのアフォーダンスを獲得しています。(ここで言っているアフォーダンスは、本来の意味ではなく、Wikipediaでノーマンの誤用と紹介されている方)
NFCも「NFC」なんて説明されなきゃ分からないような略語なんかより、もっと「何が出来るのか」という点に訴求するようなニックネームが必要じゃないでしょうか。
まだまだ先の見えないNFCですが、いちユーザー・いち開発者としては、NFCで遊ぶ気マンマンです。
東京駅近くの「RFID/NFC Real Touch Shop」には、多くのNFC関連製品が置いてあります。一度足を運んでみる事をオススメしておきます。
- RFID/NFC Real Touch Shop | Facebook http://www.facebook.com/RealTouchShop
※上で紹介している内容を発表された方のスライドの公開場所がわからないor見落としている為、勝手に妄想で書いてるような形になってしまっていて orz