第5回 日本Androidの会 東北支部 発信会に行ってきました。
第4回は仕事の都合がつかず出席できませんでしたが、今回は休日開催という事もあり遅刻せず出席出来て、懇親会の3次会までいました。今考えると、テンションがおかしかったと思います。
今回の発信は2本。以下、感想
・「Android vs iPhoneOS~アプリ開発者から見たプラットフォームの違い~」
旦那さんがiPhone、奥さんがAndroid担当というご夫婦での発表。どうにも話の内容がiPhoneの方が濃かった気がするのはご愛嬌。
現在の各々の販売台数、マーケットへの登録アプリ数、さらにアプリのうち有料/無料の割合などの数値を出しての比較は、改めて現状を知ることが出来てよかったです。
印象に残ったのは、有料アプリの割合の比較。
台数とマーケットのアプリの登録数の比率はiPhoneもAndroidも大差ないにも関わらず、iPhoneでは有料アプリがおよそ25%なのに対してAndroidは50%程、という大きな違いがあったこと。「AndroidはFREEの文化が色濃いのでは」という話も出ていましたが、私は「単純に日曜プログラマの比率が多く、ビジネスとしてアプリを公開している割合が少ないだけなのでは」という気がしました。
発表で使われた資料には、AndroidマーケットとApp Storeだけでなく、Ovi Store(Symbian向け)などについても載っていました。アプリのマーケットのローンチはどのプラットフォームも最近と言えますが、Android以外は何年も前から普及しているプラットフォームです。そういったプラットフォーム向けのマーケットの有料アプリの比率が20〜25%程度だったので、Androidへのビジネス参入が増えればAndroidマーケットの有料アプリの比率も同じ程度に落ち着くのではないでしょうか。
ただし、有料アプリ販売モデルとは違う、AdMobの様な広告モデルの話題も耳にするので、後追いのAndroidは他と違う発展を遂げるのかもしれず興味深いです。
・ライトニングトーク「アプリ開発からMarket登録まで」
「磯野ー! アプリ作ってマーケットに公開しようぜー!」ってお話。
アプリ公開までの手順は、ファイルに電子署名をしたりする必要があったりなど見落としがちな事があるから、未経験者はぶっつけでやるよりは何か習作的なアプリ作って一度公開するまでの手順をやってみるべきだそう。
それに、実際アプリを公開してみると「市場は正直」というのがよく分かる、と。
1ツ星付けられる事もあれば、スペイン語で「素晴らしいよ!」みたいな興奮したメールが飛んできたりもするそうな。
あと、意外と手こずるのがアイコン作成。(そういえば別の某ライトニングトークで、1日で作ったアプリのアイコンを作るのに3日かかったなんて話も聞きました)
AndroidアプリのアイコンについてはAndroid Developersサイトにガイドラインが載っているので、一応はそれに沿って作るべき何でしょうけども、正直言って面倒くさいよね、と。
今回のライトニングトークの中では「とりあえずGimpでそれっぽく作っとこうぜ」という感じ。
AdobeのPhotoshopやIllustratorを持ってる人はそれを使えばいいんでしょうけども、無くともGimpとInkscapeを使えばまぁまともなアイコンは作れると思います。
ちなみにVer 1.x系と2.x系ではアイコンのガイドラインが大きく変貌していて驚愕しました。
以上、感想。
発信会の後は懇親会。
1次会:飲み屋 2次会:ダイエー地下 3次会:焼肉屋 という、不思議な流れでした。
あ、あと、Androideaという東北支部のサブグループに正式に参加することになったりしました。
参考:
某ライトニングトークってのはたしか、Android Developers Forum in Tokyoでのタオソフトウェアの谷口社長のだったと思います。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20100420/347292/?ST=android-dev&P=3
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